32.きっと銀の針のような雨が
作詞:渡瀬マキ
作曲:小柳昌法
降りだした雨 たそがれに 急ぐ人たち
こみ合う 道の向こう側
信号待っているあなた見つけた
久しぶりだね 変わらない 静かな瞳
少し疲れた横顔に 切なさだけが よみがえる
遠くを見つめる視線を もうつかめない
あなたは今 何を見つめ 何を夢見ているの
きっと銀の針のような雨が
この街に夏をつれてくるように
いつか胸をさす痛みも
優しい想い出に変わって行くの
どうか私に気づかないで 困らせたくない
バッグかざして
雨をよけるふりをしながらうつむいた
大切そうに 抱えてる小さな箱
この街のどこかに あなたを待つ人がいるのね
きっと銀の針のような雨が
また夏を街につれてくるように
いつか こんなふうにあなたと出会ったこと
笑顔で話せるの
きっと銀の針のような雨が
この街に夏をつれてくるように
いつか胸をさす痛みも
優しい想い出に変わって行くの
ずっと心にかけていた カギをはずし
夏をむかえに行こう
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